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トイレ臭の脱臭について

トイレ臭の主な成分は、硫化水素やアンモニアなどの便臭、雑菌の分解を伴った臭気があります。またホテルのユニットバスなどでは排水管から逆流するニオイやトイレタンクから漏れ出るニオイ、バスカーテンのニオイ、カビ臭、体臭など複雑に臭気成分が絡み合って構成されています。

「カビ臭対策は脱臭と除菌を同時に実施」することが必須です。
たとえば、空気清浄機による消臭では空気中のカビ臭は一旦消えますがカビ胞子が新たに排出されるとまた室内がカビ臭くなります。
入室直後の宿泊者から「エアコンの風が臭い」とクレームを受けたりしますね。

また、カビ菌は空気中を浮遊し他の場所に付着すると新たな増殖を始めます。
受け身姿勢の「空気清浄機」だとこのようなカビの特性には無力といえます。
オゾン脱臭機は壁や天井などに付着した目に見えない微小なカビ菌や、エアコン内部など手の届かないカビに対しても有効です。カビ菌表面のタンパク質を飛来したオゾンが分解(除菌)することで増殖を抑えながら空気中のカビ臭も脱臭します。

カビ除菌脱臭のコツ

①先ず、カビを発生(根付かせ)させないことが何より重要です。
 →特に連泊(未清掃)明けの客室は徹底換気と長時間オゾン運転が必須。
②窓を開け換気を行い、室内に浮遊する湿気やカビ胞子を排出します。
③発見次第、可能な部位は塩素溶剤(カビキラー等)で除去します。
 →UBに発生するカビは黒化する前(ピンク色のうち)の除去が目標。
④窓を閉めてエアコンを除湿(または送風等)運転させます。
 →エアコン内部のカビを抑制。さらにバスルームドアを開けておくことでバスルームのカビ発生を抑制可能。
⑤バスカーテンは1か月に1回程度、塩素浸け置き後洗濯を推奨。
⑥トイレタンク内は半年に1回程度、塩素塗布洗浄を推奨。
※冷蔵庫は動かし易いようにキャスター等の設置がベター。
※とにもかくにも早期発見、早期除去に尽きます。ミニマム段階に除去すれば布乾拭きでも除去できるので本当に楽です。

トイレ臭、アンモニア、硫化水素、大腸菌

【ホテル主要カビ発生元】
・バスルーム
 -目地
 -トイレタンク
 -バスカーテン
・エアコン内部
・壁(壁紙)内部
・冷蔵庫裏、床面
・窓枠周辺など

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