【畑中代表】
九州博多の旬の魚や野菜を中心に使った博多の郷土料理をお手頃な価格で楽しめるお店です。
また、お客様のリクエストに応じたメニューや季節感のある会席料理にも柔軟に対応させていただいてます。
お座敷もご用意しておりますので貸切りだと最大30名様まで対応可能です。
【畑中代表】
もともと独立する目標を持って修行してきましたね。一か所の技法だけじゃなくて、色んなお店の調理技法や
多くの料理を知りたかったので複数のお店で経験しました。ここを始めたきっかけはですね、商売をやる上で
必要な人脈が出そろったというのが大きかったですね。不動産や税理士、業者さん、八百屋、魚屋と、商売を
やる際に関わる方と繋がったというか。仲の良かった魚屋さんも丁度独立したりと良いタイミングでした。
【畑中代表】
逆に大通りは避けたくて、あと天神とか飛び込み中心のお客様相手ではやりたくないなというのがあって。
お客様と話して仲良くなって、常連のお客様中心でというのがあったので商業施設とかは考えてなかったです。
博多で一軒家で味がある建物でやりたいなと思って物件を探してて、ちょうどこの古民家が見つかって、
古い町並みも気に入ってですね、どうしてもここでやりたいと決めましたね。
【畑中代表】
宣伝は一応ネット(ぐるなび、食べログetc)ぐらいですね。ただ、実際に来るのはインターネットからの
集客ではなくて口コミや紹介がほとんどです。常連客は220名ぐらいまで増えましたね。
あと、TVはランチ客が中心で視聴者が来ようとするけど場所がわからずに1/3も辿り着かない(笑)。
常連のお客さんが喜ぶぐらいかな、TV見たよって(笑)。
【畑中代表】
お昼は、30代のOLさんとか~シニア中心ですね。夜は、40代後半からですね。本当は若い人にも来て欲しい。
もっと若い人に、フレンチやイタリアンでなく気軽に和食を味わってほしい。本格的な日本料理に上がるときの
ステップとしてはた中に来てもらえればと思いサービス料も頂いてません。もっともサービス料をもらうような
丁寧な敬語とか使ってないですけど(笑)。お客さんがボケたら突っ込んだりしてますね。
カウンター越しに会話できるので、嬉しい感想や厳しい意見も頂けてこちらも勉強になってます。
LOHASに注力しているそうですが、はた中さんでは何かされてますか。
【畑中代表】
根本的なこととして、ほぼ化学調味料は使ってないですね。たとえば、お吸い物もかつおだしに塩に醤油だけ。
自ずと良い食材を仕入れないといけない。そして素材の味を生かすように努力してます。
何よりも私が化学調味料の味が嫌いというのもありますね。
あと、魚や野菜は福岡や九州近海といった地産ものを中心にその日仕入れた新鮮なものを極力使うようにもしています。
当たり前のことだというこだわりもあるので。こういった取り組みは特に宣伝はしてないですね。
【畑中代表】
やっぱり質が良いお客さんが多いですね。うちの常連さんも良いお客様が多いので、変なお客様だとちょっと。
(「ホテルフロントがお客様に合ったお店を紹介するので、ずれがないのかも知れませんね。」by聞き手)
あと、掲載するようになってお客様の幅が確実に広がりましたね。この前はフランス人のお客さんが来てくれて、
僕も言葉通じないのでたまたま居た常連のお医者さんが全部通訳してくれましたよ(笑)
ホテルのお客さんはやっぱり楽しいですよ。色んな土地の話も聞けたりして。
今後期待することですか、そうですね今後も安定して送客してもらうことはもちろんですが、
(インタビュー前に)提案頂いた、ホテルの宿泊プランにうちのコース料理を組み入れるタイアップは興味あります。
ホテルの方との交流やビジネス上のコラボレーションなど今後も橋渡し役として期待しています。
【畑中代表】
正直言ったら、もっと客数を1/3くらい減らしたいんですよ(笑)。
今もランチは一日30食限定で完売したら閉めてます。そうしないと、身体が持たない(笑)。
もちろん夜の仕込みをしっかり時間かけてやりたいというのもあります。
将来は美味しいものを食べたいという人のリクエストにこたえるようなお店にしたいですね。
メニューは本日のおすすめだけ、飲んで食べて一万円ぽっきりという感じで。
高いものばかり売るのではなく、価格帯を抑えて大衆割烹をやれたらなと思ってます。
食材価格の変動はあっても極力良いものを安く、これもオーナーの仕事だと思っています。
あと、仕出しも始めました。これが増えればランチをまた減らしますけどね(笑)。
休みの日には、スタッフ全員で近場に釣りに行ったりしてまかないや夜食で食べてますね。
ほとんどまめあじとか小っちゃいのですね。もちろんお客様には出さないですよ(笑)。